こんにちは!ぐっさんです!
ちょっと前に衝動的に買ったBISON ハンドアックス BN01
購入後すぐ使用してレビューしたんですが こんにちは!ぐっさんです! 初ソロキャンプの時に思ったんですよ。 割と細めの薪でもナイフを使ったバトニン ... 続きを見る
【焚き火に最適な手斧】BISON ハンドアックス BN01
レビューでも書いた通りかなり気に入ってるんですが
ちょっとだけ不満が…

ちょっと頼りなくて見た目もちょっとねぇ〜
もう少し趣のあるものが欲しい…
ってことでないなら自分で作る!
実は自分2年くらいレザークラフトやってまして
釣り用の道具とか、名刺ケースとか作ったりしてました。
なのでレザークラフトで作っちゃいます♪
て言っても今回は簡単に作っちゃうので是非参考にしていただければと。
あとBISONじゃなくても作り方は同じなので
全手斧ユーザーの参考になりますよ♪
なかなかかっこよくできたので作ろうと思っていた方はやってみてはいかがでしょう。
道具さえあれば難しくないですよ♪
スムーズに進めば30分でできると思います!
必要な道具
まずは革、A4サイズあれば十分です。
革
【A4サイズ/ヌメ/1.0mm~3.0mm厚/革質7】 (ブラック, 2.0mm)
これ安くておすすめかな。
実際使ってますが悪くないですよ。
メモ
逆に厚すぎるとカシメが取り付けできないなど問題が出てきますので
やはり2mmくらいがいいでしょう。
革以外の必要アイテムは以下

必要な道具
家にあるものとかで代用可能なものが多いので説明して行きます♪
1.カッター 家にありそう
なんでもいいです。
2.カッターマット 家にありそう
なんでもいいです。100均に売ってる。
3.厚紙 家にありそう
厚めの紙ならなんでもいいです。型をとるのに使う。
これに沿って型を革に転写するのでコピー紙のようなペラペラだと困ります。
4.鉛筆orシャーペン 家にありそう
なんでもいいです。型を紙に書くのに使います。
5.目打ち(千枚通しみたいなもの) 代用可
Clover S-目打ち 21-233
レザーフラフト用アイテムですが、今回に限っては革に跡つけるだけですので尖ったものならなんでもいいです。
ボールペンとか。100均にも千枚通しは売ってる。
6.ゴム糊
コニシ ボンド Gクリヤースリム #14329
100均にも売ってます。
7.ゴムハンマー 代用可
これは100均で十分 金槌とか打てればなんでもいいかなと。
8.両面カシメ(大)足長タイプ
カシメ打ち具大
Clover カシメ両面 大 10組入り アンティックゴールド 26-336
写真とは違いますが、お得なカシメと打ち具セット探しました。
こだわる方は真鍮製のものなどお好みで
9.ポンチ
カシメの穴が約3mmなのでそれにあったポンチを
別々に揃えると高くつくのでこうゆうのあれば便利だけど
ストロングツール(Strong TooL) 取替式パンチセット 6ピース 05493
ポンチも100均に売ってます。それで十分。
10.ポンチ打つ時下に敷く物 家にありそう
なんでもいいです。木の板とか。
一応使ってるのはこれ
SEIWA ゴム板 小 150×220×20mm
本格的にやるならかっておいてもいいかと。
ポンチなどの刃物を傷めないように下に敷きます。
11.ジャンパーホック大
ホック打ち具と台
Clover 強力ホック釦 15mm 6組入り アンティックゴールド 26-562
写真とは違いますが、お得なホックと打ち具セット探しました。
こちらもこだわる方は真鍮製のものなどお好みで
ポイント
その5点でだいたい2,500円で収まります。
多く見えるけどそうでもないですよね♪
ここからはなくてもいいかな、というもの。
12.染料
SEIWA ローパスバチック 小 100ml 茶
今回別の色の革を間に挟んだので色つけるのに使いましたが
同じ色の革であれば必要ないかと。
13.トコノール
クラフト社 革工具 トコフィニッシュ 80ml 2247
アマゾンで安いの見つからなかったので違うメーカのものを。
これ使わなくても水つけて磨けばそこそこ綺麗にはなります。
いらないといえばいらない。
14.コーンスリッカー 代用可
レザークラフト工具 コーンスリッカー 3点セット
これはあれば便利ですが今回は平面こするだけなので
丸いつるつるしたもので代用できそうですね。
ボールペンとか。金槌や斧の柄でもいけそう。
レザークラフトを本気で始める方は工具セットなどを購入しちゃった方がお得でしょう。
作っていきます
準備ができたら作っていきましょう♪
1.型をとる

厚紙を半分に折る
まずは厚紙を半分に折ります。

厚紙に斧を挟む

爪で斧の型をとる
写真のように厚紙の間に斧を挟んで、
折れ線の部分を斧のヘッドの中央に合わせてから
爪で斧の型をなぞるようにとっていきます。

反対側も同じように
裏返して反対側も同じように爪でなぞって型をとっていきます。
ポイント

跡をなぞる!
厚紙を広げて爪で跡をつけた部分をペンなどでなぞっていく。

ひとまわり外
先ほどなぞった部分から
ひとまわり外側(写真上の赤線)に線を描き
青線の部分からはシースをどんな形にするか描きます。
赤い領域の部分は間にもう一枚革を挟む部分になります。
後ほど必要になります。

書いたら切る。
描いた部分を切ります。

中心で折り返す
半分カッターで切ったら
中心線で折り返して、切ったラインを対象になるようにペンで描く。

描いたら切る!
描いた部分を切ります。

合わせる
切り取ったらこの時点で問題ないか合わせてみます。

少し修正、現場合わせ
上の写真のように合わせると出し入れ時に干渉しそうなので、
もう一枚革を挟む部分を修正。
2.型を革に転写して切り出す
革と目打ちを用意してください。
目打ちがない場合は先の尖ったもので代用してください。
革のツルツルしている方(銀面といいます)を表にして型を当てます。

目打ちで型をなぞる
当てたら外周をなぞるように目打ちで跡をつけます。
注意ポイント
このあとも他のパーツで革を切り出しますのでたくさん余白残しておいてくださいね♪
こんなかんじになります。
みにくいですね、すみません。
この跡の通りに切り出していきます。

切っていきます
なるべく垂直に切るようにしてください。
切り口が斜めだと仕上がりがかっこ悪いです。
ヤスリなどであとで削って調整もできますが、意識することで後が楽です。

切ったら確認
切ったら問題なく収まりそうか確認します。
3.刃の当たる部分に挟むスペーサーを切り出し接着する
先ほど使った型紙から刃の当たる部分に挟む、スペーサーの型を切り出します。

型紙の赤枠部分使う
写真上の赤枠部分を使います。
カッターで線に沿って切り出しましょう。

切り出しました

型を元に革に転写
切り出したら革の余っている部分に目打ちで同じ要領で転写します。
まだシースを固定するためのベルトも切り出すので革の端の方使ってうまく節約くしてくださいね♪
※写真では違う革使ってますが、同じ革で構いません。

問題ないか確認

少し長かった
問題ないか合わせてみます。
合わせてみて写真のように余るようなら、余る部分を切り取ります。

切った
余っている分を切り取りました。

おさまった
綺麗におさまったら接着します。

カッターで銀面を荒らす
カッターでスペーサーの革のツルツルしてる方(銀面)を荒らします。
荒らすことで接着力が上がります。

接着材をつける

貼り合わせる
接着材をはり合わせる両面に塗布したら説明書通りの時間乾燥させて貼り合わせます。
同じ要領でもう一方も貼り合わせましょう。
4.カシメで固定する
貼り合わせた部分をカシメで留めていきます。

この5箇所に穴開ける
上の写真のようにだいたい等間隔になるように
一旦ポンチで目印に跡をつけていきます。
この目印の場所をポンチで穴を開けます。
※穴を開けるときは下に板などをしいて開けてください。

ポンチで穴を開けた
5ヶ所穴を開けたらカシメを穴に差し込んで、
付属の打ち具または専用の打ち具で挟んでゴムハンマーで打ち込みます。

カシメを打っていく
同じように5ヶ所打ち込みます。

いい感じ
いい感じになってきましたね!
もう少しで完成です、頑張りましょう。
5.固定用のベルトを取り付ける
固定用ベルトを余った革から切り出します。
ベルトは幅2cm、長さ29.7cm(A4いっぱいの長さ)で
切り出しておきましょう。
A4の革であれば長辺を単純に2cmで切るイメージですね。

ベルト取り付け位置
ベルトの先端を丸く切って、一旦斧にシースを装着します。
ベルトを合わせて上の写真の位置を参考に、ポンチを使って穴を開けます。
穴を開けるときは斧を外して、下に板などをしいて開けてください。

切ったベルトを取り付ける
穴を開けたら、先ほどと同じカシメを使って片側に同じ要領で取り付けます。
また斧に装着します。

反対側の位置決め
こちら側はジャンパーホックを取り付けます。
反対側と大体対象になる位置にポンチで跡をつけます。
ポイント
シースとベルトに跡つけたら、斧を取り外し板を敷いてポンチで穴を開けます。

ジャンパーホック取り付け
穴を開けたらジャンパーホックを、付属の打ち具または専用打ち具で取り付けてください。
ジャンパーホックの取り付けは
動画で詳しく紹介していますのでコチラをご覧ください。

ベルトの余りを切る
ベルトが少し余ると思います。
ホックの横ギリギリを切るのではなく余裕を持って切ってください。
ホックを外すときに短いと外すのが大変です。
次の写真のように角ばったデザインにしました。
これで一旦完成です!お疲れ様でした!

完成!
かっこよくないですか!?
ここで完成でいいのですが、このあとちょっと手を加えています。
興味ない方はスルーでOKです。
1.挟んだスペーサーが色違ったので染色
2.スペーサーの部分をトコノールで磨く
(ツルツルになり見た目がよくなります)
興味がある方はコチラから動画で確認してください。
(さっきのジャンパーホックの動画の続きです、すでにみた方はスルーで)
YOUTUBEで見てみる
動画だとかなり伝わりやすいかと思います!ぜひみてみてください♪
まとめ
いかがでした?写真や文章が多くて大変そうに見えますが
説明するのが難しいだけでやってみると
そんなに難しくないですよ♪

自分は元々持っている物を使っただけなのでお金は今回だけで言えば使ってません。
動画で確認するとよりわかりやすいかと思いますので、ぜひみてください♪